Roovook Sales Engineと客室予約エンジンの使い分けとは
Roovook Sales Engineと客室予約エンジンの使い分けとは、個人向け客室の即時予約を自館サイトで完結させる客室予約エンジン(ブッキングエンジン)をそのまま使いながら、人数・設営・料飲などの個別調整が必要な宴会・団体宿泊の問い合わせをSales Engineで受け付け、その後の見積と調整をEMSで管理するという入口の分け方です。本記事は、個人向け客室の即時予約と、個別見積型案件の受付を比較し、既存の客室予約エンジンがあるホテルがSales Engineに何を任せ、何を別途確認するかを公開ページの記載範囲で整理します。
ひと目でわかるポイント
客室予約エンジンは予約の確定まで、Sales Engineは問い合わせの受付までが到達点です。
Sales Engineは一つのリンクを公式サイト・SNS・地図・メッセンジャー・メールに載せ、届いた案件をEMSのインボックスで管理します。
客室予約エンジンを置き換えるものではなく、自館サイトで二つの入口を分けて表示します。
到達点の比較
確認項目 | 客室予約エンジン | Roovook Sales Engine |
|---|---|---|
主な対象 | 個人向けの客室予約 | 宴会・イベント・団体宿泊の問い合わせ |
到達点 | 予約の確定(支払いの時期・方法は施設とプランによる) | 問い合わせの受付と案件の登録 |
その後の工程 | 予約管理システムでの管理 | EMSでの見積提示・条件調整・引継ぎ |
載せる場所 | 自館サイトの予約ボタン | 公式サイト・SNS・地図・メッセンジャー・メールに載せる一つのリンク |
個別調整が必要な宴会・団体宿泊では、問い合わせ後に条件を確認し、見積・申込みへ進みます。受付から記録までの四工程は宴会・団体宿泊のオンライン問い合わせ受付で扱っているため、本記事では製品の適用範囲と併用時の確認事項に絞ります。
確認観点①問い合わせリンクの掲載先
Roovook Sales Engineの公開ページでは、公式サイト・SNS・地図・メッセンジャー・メールのどこに載せても同じ一つのリンクで問い合わせを受け付け、イベント・宴会・団体客室の問い合わせが同じインボックスに届くと案内しています。接点ごとに別のフォームを用意する必要はありません。リンクの掲載先を識別・記録する方法は利用環境で確認し、主催者がホテルを知ったきっかけ(認知経路)は受付時に確認して対応記録に残します。
確認観点②営業時間外の受付
公開ページでは、夜間・週末の問い合わせも自動で受け付けられ、状態の履歴が残るため次の担当者が引き継げると案内しています。本記事では、翌営業日を回答予定日とする運用を想定し、担当者を決めて回答予定日を自館の対応記録に残します。受付確認の連絡方法と記載内容は自館の運用として決めます。受付確認メールの考え方は通話録音と受付確認メールで扱っています。
確認観点③掲載情報とフォーム項目
公開ページでは、宴会場・団体客室・パッケージの情報を写真・VR(Sales-Engine Pro以上)・収容人数・問い合わせ項目とともに一つのページに構成し、イベント種別・人数・日程など必要な項目だけを問い合わせ項目として選べると案内しています。ホテルのブランドに合わせた顧客向けページと案内されていますが、色・ロゴなどの調整範囲と既存サイトへの掲載方法は導入時に確認します。
問い合わせ前に載せる会場情報の整え方は来館前に提供する宴会場の会場情報、VRの掲載はRoovook 3D VR(Sales-Engine Pro以上)の範囲です。
確認観点④EMSへの連携と利用条件
Sales Engineは主催者が問い合わせを送る入口であり、受け付けた案件の対応はRoovook EMSで管理します。公開ページでは、Sales Engineから入った問い合わせはEMSのインボックスに残り、担当者・見積・次の対応を同じ流れで続けられると案内しています。見積書をWebリンクで発行する手順はRoovook e-RFPで見積書を発行・改訂する五つの工程を参照してください。
料金ページでは、Sales Engineのウィジェットと統合インボックスを案内しています(2026年9月30日閲覧)。デジタル見積の利用条件は導入時に確認してください。
客室予約エンジンを使っているホテルで併用する場合を想定する
客室120室・宴会場2室で、個人向け客室は既存の客室予約エンジンで販売しているホテルを想定します。自館サイトの客室ページには予約ボタンを残し、宴会・団体宿泊のページにはSales Engineの問い合わせリンクを置きます。土曜の夜に60名の懇親会と20室×2泊の団体宿泊の問い合わせがリンクから届いた場合、月曜の朝に担当者がインボックスで二件を確認し、担当者と回答予定日を対応記録に残す設定とします。
この想定では、個人向け客室の予約は従来どおり客室予約エンジンと予約管理システムで扱い、Sales Engineで受けた団体宿泊の客室確保は宿泊部門に空室を確認してから回答するものとしています。
併用する前の点検項目
自館サイトで、客室の予約ボタンと宴会・団体宿泊の問い合わせリンクを分けて表示する
一つのリンクを載せる接点(公式サイト・SNS・地図・メッセンジャー・メール)を決める
夜間・週末に届いた案件の回答予定日と担当者の決め方を自館の運用として定める
問い合わせページに載せる会場・客室・パッケージの情報と問い合わせ項目を選ぶ
デジタル見積・VRなど利用するプランの範囲を導入時に確認する
EMSで続ける工程(見積提示・条件調整・引継ぎ)の担当者と記録項目を決める
よくある質問
Q. 電話で受けた問い合わせも同じインボックスに入りますか。
料金ページでは、ウィジェット・電話・メール・セールスプラットフォームからの問い合わせを一つのインボックスで管理すると案内しています。電話の内容を登録する手順は利用環境で確認します。
Q. 導入にIT部門の作業は必要ですか。
公開ページでは、リンクを載せるだけで接続でき、1営業日でセットアップできると案内しています。自館サイトへの掲載方法はサイトの管理者に確認します。
Q. 団体宿泊の客室はSales Engineで確保できますか。
Sales Engineの到達点は問い合わせの受付です。客室の確保は宿泊部門への空室確認と自館の予約手続きで行い、その結果を案件の対応記録に残します。
二つの入口を分けて運用します
ホテルの宴会・MICEセールスのための管理システムを提供するルーブックでは、宴会・団体宿泊の問い合わせを一つのリンクで受け付けるRoovook Sales Engineと、受け付けた案件の問い合わせ内容、案件ステータス、見積履歴を管理するRoovook EMSを提供しています。
既存の客室予約エンジンと入口を分けて運用する際の設定については、お問い合わせフォームからご相談ください。